hCG注射についてのおぼえ書き
hCGとは、絨毛性性腺刺激ホルモンともいいます。
妊娠が成立すると分泌されます。
育った卵が、うまく排卵しない場合
排卵を誘発して妊娠の可能性を高めるために
hCG注射が使用されます。
卵胞の発育そのものが悪い場合は
卵胞を育てる薬と併せて使うこともあります。
hCG注射は、卵を育てる働きはないけれど
育った卵胞から確実に卵子が出るようにします
投与後おおよそ34時間~36時間後に排卵が起こるので
より正確に排卵時期が特定できます
また黄体機能不全など黄体ホルモン(プロゲステロン)
の分泌に不妊原因があるときには
基礎体温の高温期中(排卵後)にhCGを投与することで
黄体ホルモンの分泌を促す効果もあります